・大手旅行会社のシステム部門にて開発・運用業務に従事
・その後情報関連会社に出向、移籍し2017年に退職
・2004年からマンション住居者を対象の陶芸教室を主宰
・2016年に『一般社団法人 日本陶芸療法士協会』の陶芸療法士資格を取得
・2019年から自宅にて一般の方を対象とした陶芸教室を開催
<ひとこと>
土をさわり、かたちを作り、色をつけて焼き、出来たうつわに食材を盛り食す。
この一連の営みに、人生を豊かにする魔法が潜んでいます。
みなさまに、その事を是非体験していただきたいのです。
日本の伝統工芸である陶芸を通じて、楽しみながらリハビリ効果やストレス発散効果が期待できる芸術療法の一つで、陶芸療法士はそのお手伝いを行なってます。
陶芸療法中の脳の様子です
・緑色は脳が安静の状態
・赤色は脳が活性化している状態
陶芸療法は、土を練る段階から成形、装飾など、陶芸活動中は持続的に前頭前野の活動を高めていると考えられます。
特に、土の成形とその作品全体を観察する際に活動がより高まることが分かりました。
また、前頭前野だけでなく、脳全体の血流量も高まり、陶芸経験が無い人よりも、ある人のほうが脳の活動は高くなる傾向にあります。
陶芸療法は継続していくことで脳の活動がより高まり、認知症等の予防に効果のある可能性が示唆されています。
前頭前野ってなに?
・人間らしい振る舞いや行動を司る中枢
・物事を判断し、意思決定するときに働く
・頭の中にあるいろいろな情報を結びつけて 物事を深く考えるときに働く
・人の心を推量したり、想像するときに働く
・主体的・積極的に行動しようとするときに働く
・物事の道理を考えて、やるべきことは実行し、やってはいけないことは行動を止めるという決定に働く